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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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0724_0.jpg

私が所有しているヘッドホンの一覧と、関連記事を紹介。
これらのヘッドホンをドライブしている環境については、
「私のオーディオ環境」という記事のほうを参照願いたい。

各ヘッドホンについては、
メーカー名、型番はもちろん、
基本的な情報や個人的な思い入れ、
このブログでの関連記事へのリンクも掲載。

※所有ヘッドホンすべてをこの記事に掲載しようとしたところ、
 blog上の制約か、正しく表示されなくなってしまった。
 よって「ハイエンド編」「通常編」に分けて掲載する。

今回は、価格平均が10万円前後となる、
各メーカーフラグシップとして掲げているような
ハイエンドモデルの所有機種一覧である。

0724_edition9.jpg  メーカー: ULTRASONE (独)
  型番: edition9(balanced) 
  発売日: 2006年9月16日
  実勢販売価格:¥220,000
  重量: 350g
  再生周波数: 8 - 35kHz
  インピーダンス: 30Ω
  感度: 96 dB





長所:強力なコンプレッション、低音の圧力
短所:重さ、頭頂圧、傷つきやすい

一言:価格に似合わない暴れん坊ヘッドホン。
    しかし、クラシックやジャズのような繊細な音楽もOK。
    Balanced Home Ampとの組み合わせはある意味最凶。
    打ち込み・縦ノリ音楽鳴らせたら世界一。

関連記事: 紹介記事1バランス化比較企画


0724_SR007A.jpg  メーカー:STAX(日)
  型番:SR-007A
  発売日:2007年12月25日
  実勢販売価格:¥180,000
  重量:365g
  再生周波数: 6 - 41kHz
  インピーダンス: 170kΩ
  感度: 100dB


長所:弦楽器のリアルさ、静電型で十分な低音
短所:超精密機械、イヤパッドに慣れが必要

一言:先代は7年間無敵のヘッドホン…否、
    イヤースピーカだったのは伊達じゃない。
    ピュアオーディオ愛好家にも認められる究極モデル。

関連記事: 購入レポート紹介記事比較企画


 0724_gs1000.jpg
  メーカー: GRADO(米)
  型番: GS1000 (Balanced)
  発売日: 2006年7月22日
  実勢販売価格:¥140,000
  重量: 240g
  再生周波数: 8 - 35kHz
  インピーダンス: 32Ω
  感度: 98dB





長所:限りなく広大な音場。開放型最強の低音。装着感の良さ。
短所:中音域が耳に刺さる。作りが安っぽい。繊細さがない。

一言:元気になりたいときに使うヘッドホン。
    価格の割には、edition9とおなじくらいバカ元気。
    これだけ自然な音場感を持ちながら、繊細さがないのが
    非常に残念。

関連記事: 紹介記事バランス版購入比較企画

 

dx1000_2.jpg  メーカー: Victor・JVC(日)
  型番: HP-DX1000
  発売日: 2005年7月15日
  実勢販売価格:¥100,000 
  重量: 380g
  再生周波数: 4 - 30kHz
  インピーダンス: 64Ω
  感度: 102dB




長所:空気の塊を感じる迫力の低音、他にない独特な音
短所:スロースターター、無駄に大きい

一言:他のヘッドホンにはない、言葉で表現しがたい
    不思議な音に魅せられて、あっという間にお気に入りに。
    図体は大きいが、あまり重さを感じさせない。

関連記事: 購入レポート比較レビュー


w5000bal.jpg  メーカー: audio-technica(日)
  型番: ATH-W5000 OJI Special (balanced)
  発売日:2005年12月2日
  実勢販売価格:-
  重量: 340g
  再生周波数: 5 - 45kHz
  インピーダンス: 40Ω
  感度: 102dB


長所:黒壇材ハウジングの高級感、繊細系の表現力
短所:人の声の表現がイマイチ、一部で何故か嫌われてる

一言:駆動力不足がどうしても気になってしまっていたため、
    せっかくバランス駆動できるアンプもあることだし
    XLR接続+高級ケーブルの改造を施した最強W5000。
    黒檀独特の響きが心地よく、音をまとめる美しさはトップクラス。

関連記事: 紹介記事比較企画比較企画の補足比較企画2OJI Specialへの道


K702_2.jpg  メーカー: AKG(墺)
  型番: K701 SilverDragon(Balanced)
  実勢販売価格:¥ ― 
  発売日:2006年3月7日
  重量: 235g
  再生周波数: 10 - 39.8kHz
  インピーダンス: 62Ω
  感度: 93dB



長所:どんな音楽もそつなく鳴らす。珍しい白色デザイン。
短所:頭頂圧。布製イヤパッドが暑い。

一言:現在、据え置き機使用頻度№1。
    取り回しがよく、どんな音楽も癖なく鳴らしてくれる。
    楽しさという点では他の機種に譲るが、万能万歳である。

関連記事: 購入レポート比較企画


0727_0.jpg  メーカー名: SONY(日)
  型番: MDR-SA5000
  発売日: 2004年12月10日
  実勢販売価格:¥60,000
  重量: 260g
  再生周波数: 5 - 110kHz
  インピーダンス: 70Ω 
  感度: 102dB

長所: ダイナミック型トップクラスの繊細さ、モニタライク。
短所: 聴き疲れしやすい。低音が少ない。

一言: K701を優等生とすると、 SA5000は「クソ真面目」。
 ソースの荒も 丁寧に耳へ届けてくれる様は、その一言に尽きる。
 CD900STが超パワーアップしたような音。
 高音域の表現力はダイナミック型トップクラス。

関連記事: 購入レポート比較レビュー



KC380061.jpg  メーカー名: STAX(日)
  型番: 4070
  発売日: 2001年8月20日
  実勢販売価格:¥130,000
  重量: 480g
  再生周波数: 7 - 41kHz
  インピーダンス: 145kΩ
  感度: 97dB




  長所:最高峰の解像度。フラットで正確な音。
  短所:重い。蒸れる。

  一言:史上最強モニターヘッドホン。
   さらにトップクラスの鈍器ヘッドホン。
   数多くある音響機器の中で、最も「原音」に近い機種。
   STAXはもちろん、他のヘッドホンにもない未曾有の音。
   使用のし過ぎによる肩こりに注意。

  関連記事: 購入レポート試聴レビューSR-404との比較、>、比較レビュー


esw10.jpg メーカー名: audio-technica(日)
 型番: ATH-ESW10JPN
 発売日: 2008年10月17日
 実勢販売価格:¥49,800
 重量: 170g
 再生周波数: 5 - 35kHz
 インピーダンス: 45Ω
 感度: 102dB





長所: 越前漆の高級感、無難でバランスの良い音
短所: ハウジングが傷や汚れに弱い、遮音性低い

一言:ポータブルヘッドホンの最高峰。
    音もハイエンドクラスに負けない、無難な音づくり。
    インピーダンスが高く、ハウジングも傷つきやすいので
    ポータブルヘッドホンといいつつも
    ポータブルとして使うのは難易度が高いか。

関連記事:購入レポートESW9との比較比較企画

hd800_.jpg メーカー名: SENNHEISER(独)
型番: HD800
発売日: 2009年6月30日
実勢販売価格: ¥150,000
重量: 370g
再生周波数: 6 - 51kHz(-10dB)、14 - 44.1kHz(-3dB)
インピーダンス: 300Ω
感度: 102dB


長所: フラット。広く立体的な音場。自然な装着感。
短所: 地味。デザインがゴテゴテ。


一言: 見た目の派手さとは裏腹に、自己主張の弱い音色。
    個性は弱いが、正確でバイアスの無い透明な音が出せる。
    音場は広いというよりも立体感が感じられ、
    他の開放型と一線を画す。

関連記事:購入レポート開放型聴き比べ



d7000.jpg
 メーカー名: DENON(日)
型番: AH-D7000 Silver Dragon(Balanced)
発売日: 2008年9月30日
実勢販売価格: ¥85,000
重量: 370g
再生周波数: 5 - 45kHz
インピーダンス: 25Ω
感度: 108dB



長所: 絶妙な音バランス、耳に優しいサウンド、軽い装着感。
短所: やや剛性に欠ける。見た目が地味。


一言: 巷では「edition9ともタメを張れる」ともいわれる優良機種。
    正直なところedition9と目指す音の方向性や癖が全く違う。
    edition9はパワーに重点を置いているのに対し、
    D7000は過不足ない絶妙なバランス感覚で音楽を奏でる。
    解像度は高いが、聴き疲れを起こしにくい優しい音を奏でるのも特筆すべき。

関連記事:購入レポート

PS1000.jpg
メーカー名: GRADO(米)
型番: PS1000(Balanced)
発売日: 2009年7月10日
実勢販売価格: ¥179,800
重量: ?g
再生周波数: 5 - 55kHz
インピーダンス: 32Ω
感度: 98dB



長所: -
短所: -



一言: -

関連記事:購入レポートGS1000と比較


0724_SR404.jpg 
メーカー: STAX(日)
  型名:SR-404(Signature)
  発売年:1999年5月21日
  実勢販売価格:¥35,000
  重量: 475g
  再生周波数: 7 - 41kHz
  インピーダンス: 145kΩ
  感度:100dB



長所:広大な音場、繊細な弦楽器の音
短所:低音が弱い。蒸れる。

一言:価格帯からいえば中堅クラスなのだが、
    音質でいえばハイエンド級のパフォーマンス。
    静電型のなんたるかは、音を聴けばだれでも納得だろう。
    弦楽器の美しさと閉塞感が全くない開放感が素晴らしい。

関連記事: 購入レポート紹介記事1紹介記事2比較企画4070との比較

 

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たまたま見つけました
AH-D7000も正しくリンクされてないっぽいです
名無し 2010/01/25(Mon)22:25:05 編集
Re:たまたま見つけました
名無しさん
ご指摘ありがとうございます!面目ないです。

返事は遅れましたが、こちらのほうも修正しておきました。
HD800の記事にリンクされていましたね…。
似たような時期に購入したので、
自分の中で色々混同していたのかもしれません(苦笑。
【2010/01/31 19:52】
読みたいけれど・・・
レポート大変参考にさせていただいています。
 SR-007Aの購入レポートが、正しくリンクされていないようです。
 私も、SR-007A購入しました。ぜひ、購入レポート参考にさせていただければと願っています。
城 隆博 2010/01/18(Mon)19:57:42 編集
Re:読みたいけれど・・・
城 隆博さん
コメント、ありがとうございます!

ご指摘、ありがとうございました。edition9のリンクになっていたようです…。
ご迷惑おかけしました。
現在、修正済みとなっています。

007A購入はもう2年ほど前の記事なので、
自分で書いた記事ながら、ちょっと懐かしく感じてしまいました。
購入した時の興奮がちょっとよみがえってきましたね(笑。

007Aは、私は下世話な横やりをちょくちょく入れていますが(死、
客観的に見れば非常に優れた素晴らしいヘッドホンです。
ぜひとも末永く大切にしてあげてください!
【2010/01/19 18:56】
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