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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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[[ 真空管への憧れ ]]

今回は、レビューというよりは、
単に個人的な趣向の話になってしまうことをご了承いただきたい。

私は、以前からどうしても「真空管」への憧れがぬぐいきれなかった。
アンプといえば、なぜか真空管というキーワードが浮かんでしまうのだが
真空管のヘッドホンアンプがあってもいいか…そんなことを考えていた。


STAXは真空管と半導体、2種類のドライバーユニットがラインナップされている。
正直、各所で試聴した時の感想は、半導体のドライバーユニットのほうが
音がきめ細かく、低音の張りも感じられた。
真空管は、その基準で見れば音が融解したような、
悪くいえばメリハリに欠ける音に感じられる。

ただ、音のエッジが極めて自然に削がれている美しさ…
例えるなら、演奏者の目の前で楽器の音を聞くのと、
ホールの席で楽器の音を聴く、という差…。
荒っぽいたとえだが、前者が半導体的な音、
後者が真空管的な音、といえる。

ダイナミック型ヘッドホンの基準でいけば、
半導体のドライバーユニットがより良いと思うだろう。
しかし、真空管へのある意味根拠のない憧れと期待、
そんな意図を持って今回SRM-007tAを購入した。

SRM-007tAとAT-DHA3000は、そういった意味では
音作りの方向性が非常に異なっており、聴き分けが非常にしやすい。
個人的には、今回の選択は間違っていなかったんだな、と
一人納得している。

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