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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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KC380039_2.jpg

ヘッドホンは発音源と耳の距離が近いため、
環境による音の影響は非常に大きい。

今後、このblogではヘッドホンやCDの話題を挙げていくが、
そもそも、どのような環境で鳴らしているか、は重要な前提事項だ。
今回はヘッドホンで音を鳴らすためのシステムを紹介。

私自身、ヘッドホンや音源以外にこれ以上の投資は考えていないので
保存版ともいうべき記事になると思う。

私のサウンドコンセプトとしては、『迫力、質より量』。
繊細や透明感、原音忠実は言葉でいえば奇麗だが
ヘッドホンだからこそできる「形のある低音」を最大限生かせるセッティングだ。
その上で、オカルトギリギリの最高音質を求めた結果である。

[[ 電源ケーブル ]]
080716_1.jpg

右から順に
  ・G-314Ag-18p (FURUTECH)
  ・ABSOLUTE POWER (FURUTECH)
  ・TUNAMI GPX (oyaide)
  ・SRC AC (aet)

価格やグレードも右→左で高いものとなる。
音響機材はこの4本の電源ケーブルを使用。
メーカーデフォルトのケーブルは使用していない。


[[  電源タップ ]]
080716_2.jpg

電源タップは、e-TP80 AC Power Filter (FURUTECH)を使用。
FURUTECHとしてはエントリーモデルに入る廉価機種だが、
デジタル機材のノイズを吸収するフィルター部と、
アンプの力を削がないノンフィルター部に配線が分離されていること、
また極性チェッカーも付いている。
堅固性、デザイン、コストパフォーマンスは非常に高いといえるだろう。

電力を供給するための電源ケーブルにはABSOLUTE POWERを使用。


[[ オーディオインターフェース ]]
なお、私は音楽再生はすべてPCに委ねている。
音源はリッピング後、192kHz/24bitまでアップサンプリングを行い、
96kHz/24bitのWMA losslessファイルにリサンプリング処理を行う。

また再生に用いるソフトウェアは主にFrieve Audioを採用。
イコライザーは使用しないが、HSCによる高域補正を行っている。

080716_3.jpg

PCは自作PC、CPUはCore 2 Quad Q9300。
オーディオインターフェースは 828mkII FireWire (Mark Of The Unicorn)を使用し、
FireWire(IEEE1394)接続を使用している。
電源ケーブルはG-314Ag-18p。
使用する出力はS/PDIFのみ。


[[ S/PDIFケーブル ]]
KC380043.jpg

光デジタルの伝送には、DSIX-1.0PA (ACOUSTIC REVIVE)を使用。
DSIXと呼ばれる装置によって、伝送するデジタル信号を増幅する。
また、RCA接続部は太さを調節でき、装置に完全に密着させることが可能。


[[ ヘッドホンアンプ、DAC、プリアンプ ]]
KC380042.jpg
PC→828mkIIからのデジタル信号は、Balanced Home Amp (Headroom)搭載の
MAXDAC(アナログ部に高級コンバータ AD1896を使用)を用いることで
強力かつ相当な厚みを持ったアナログ信号に変換される。
シングルエンド(TRSフォーン)型のヘッドホンやバランス(XLRキャノン)型のヘッドホンのアンプ、
そしてバランス出力のプリアンプとして使用。
電源ケーブルにはTUNAMI GPXを採用し、どの音楽のジャンルでも
溢れるような音の迫力を実現した。

KC380041.jpg080713_5.jpg

STAX製品は、真空管ドライバーユニットSRM-007tAを使用。
balanced home ampとはバランスで接続し、
使用するケーブルは 7NX・AIC-X1 Premium XLR (ortofon)。
電源ケーブルはSCR ACを使用。

以上が、私のオーディオ環境となる。
今後行われるヘッドホンレビューやCDレビューは
この環境で行われているという前提で記事を読んでいただければ幸いである。

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2016/11/25 - あっという間に時が流れ、このblogも開設から10年目。2016年はその締めくくりをしたく思っています。2000年代後半にハイエンドの虜になった、一人のマニアの軌跡です。

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