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比較企画第1回目は、
ダイナミック型最強のヘッドホンである
edition9(ULTRASONE)。
vs
edition9(ULTRASONE) MDR-CD900ST(基準)
(図の凡例については、前回記事参照のこと。
http://puredigital.blog.shinobi.jp/Entry/26/ )
1.音質傾向
正直なところ、CD900STとは勝負にならないレベル。
CD900STの解像度も高いほうなのだが、
さすが値段が15倍近くもするedition9には足元に及ばない。
特に低音の質と量が圧倒的で、10点では足りないくらい。
しかし、あまり下品にならないのが不思議。
2.楽器特性
こちらも、殆どedition9の圧勝なのだが、
バイオリンと女声の鳴り方について、
音が非常に遠く感じ、不自然。
木管楽器は、本物らしい温かみがかけている。
打ち込み系の音の迫力・厚みは圧倒的で他の追随を許さない。
TECHNO・TRANCEを鳴らせたら間違いなく世界一のヘッドホン。
3.装着感の悪さ
念のため補足するが、装着感と機構の評価は
点数が高いほど「悪い」ものとなる。
装着感の悪さもハイエンドヘッドホンではトップクラス。
タッチノイズはともかくとして、
側圧、頭頂圧、重量感…いずれもハイエンドとしては最悪で
とにかく体に負担のかかるヘッドホンだ。
4.本体機構の悪さ
こちらも悪さが目立つ。
重量感のあるハウジングの割りに、機構が安っぽいプラ製。
いつか可動部がポキッと折れてしまわないか、不安。
少なくとも、落下時はプラ部分が確実に致命傷となる。
ハウジングは子傷・指紋が付きやすい。そして目立つ。
コードもねじれ癖が着きやすく、保管が難しい機種だ。
<総括>
CD900STは、ヘッドホンの中では比較的優秀なほうの機種。
にもかかわらず、edition9の前では量産型の安っぽさが滲み出る。
それくらい、edition9は強烈なサウンドと性能を持っている。
しかし、装着感や機構においてはCD900STのほうが遥かに優秀。
折角いい音を出すのに、長時間使用に堪えることのできない
非常にもったいない機種でもある。
次回は、黒檀ハウジングでおなじみのATH-W5000。
http://puredigital.blog.shinobi.jp/Entry/26/ )
1.音質傾向
正直なところ、CD900STとは勝負にならないレベル。
CD900STの解像度も高いほうなのだが、
さすが値段が15倍近くもするedition9には足元に及ばない。
特に低音の質と量が圧倒的で、10点では足りないくらい。
しかし、あまり下品にならないのが不思議。
2.楽器特性
こちらも、殆どedition9の圧勝なのだが、
バイオリンと女声の鳴り方について、
音が非常に遠く感じ、不自然。
木管楽器は、本物らしい温かみがかけている。
打ち込み系の音の迫力・厚みは圧倒的で他の追随を許さない。
TECHNO・TRANCEを鳴らせたら間違いなく世界一のヘッドホン。
3.装着感の悪さ
念のため補足するが、装着感と機構の評価は
点数が高いほど「悪い」ものとなる。
装着感の悪さもハイエンドヘッドホンではトップクラス。
タッチノイズはともかくとして、
側圧、頭頂圧、重量感…いずれもハイエンドとしては最悪で
とにかく体に負担のかかるヘッドホンだ。
4.本体機構の悪さ
こちらも悪さが目立つ。
重量感のあるハウジングの割りに、機構が安っぽいプラ製。
いつか可動部がポキッと折れてしまわないか、不安。
少なくとも、落下時はプラ部分が確実に致命傷となる。
ハウジングは子傷・指紋が付きやすい。そして目立つ。
コードもねじれ癖が着きやすく、保管が難しい機種だ。
<総括>
CD900STは、ヘッドホンの中では比較的優秀なほうの機種。
にもかかわらず、edition9の前では量産型の安っぽさが滲み出る。
それくらい、edition9は強烈なサウンドと性能を持っている。
しかし、装着感や機構においてはCD900STのほうが遥かに優秀。
折角いい音を出すのに、長時間使用に堪えることのできない
非常にもったいない機種でもある。
次回は、黒檀ハウジングでおなじみのATH-W5000。
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2016/11/25 - あっという間に時が流れ、このblogも開設から10年目。2016年はその締めくくりをしたく思っています。2000年代後半にハイエンドの虜になった、一人のマニアの軌跡です。
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