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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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今回の比較はSTAXの静電型代表機種、
SR-404 Signature(STAX)。

(図の凡例については、以下記事参照のこと。
 http://puredigital.blog.shinobi.jp/Entry/26/

cmp_sr-404.jpg    cmp_cd900st.jpg
        SR-404(STAX)                vs         MDR-CD900ST(基準)


sr404_cpr.jpg

1.音質傾向
全体的なバランスが高い水準で保たれており、
何を聴くにしてもそつなく鳴らしてくれる。
CD900STと比較した場合、低音の量はやや少なく感じるが
低音の輪郭がはっきりとしていて引き締まり、品が良い。
GS1000のように、非常に音場が広く、
音の広がり方でいえばSR-007Aよりも自然。閉塞感を全く感じない。

2.楽器特質
静電型の特徴である弦楽器の表現力は圧倒的に高い。
ただ、低音や圧力が弱いために、迫力という点では
CD900STに一歩譲る感がある。優劣というより好みの問題だろう。
打楽器の空気を振動しているという迫力が若干弱いか。
いずれにしても、CD900STとの比較ならどの項目においても
SR-404が一枚上手だ。

3.装着感の悪さ
優秀。
従来のヘッドホンだと、ハウジングの側圧で頭部に固定するのが一般的だが、
SR-404は挟むというより“乗せる”というイメージなので
まず側圧が殆ど感じられず、本体も非常に軽く、
ヘッドバンドが重量を分散するので長時間使用においても頭頂圧を感じない。
唯一気になるのは、イヤパッドが蒸れやすいぐらいか。

4.本体機構の悪さ
ドライバ部の脆弱さを除けば、つくりがしっかりしており
余計な部品が少なく軽量なので、通常使用で破損はまずない。
ヘッドバンド部の調節は無段階で、微調整は難しいが
一度決めてしまえば簡単にずれることは無い。


個人的には、音場の自然さや装着感のよさ、繊細さにおいては
SR-007Aよりも優れてると思う。
007Aと404を使い分けているユーザも多いはず。
低音が若干弱い(ダイナミック型が出すぎなのかもしれない)ため、
低音が支配する音楽が好みの人には、合わないだろう。
ドライバーユニットとセット(SRS-4040A)で10万円程度だが、
ダイナミック型が、10万円でこの音を表現することは、まず不可能だ。
それくらい、突出して優れた機種であることを、補足しておく。


※なお、次回(次週日曜日)は都合により比較企画は休み。
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