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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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[[ 静電型らしさが際立つモデル ]]

SR-404購入1ヵ月後に、STAX最上位であるSR-007Aを購入した。
しかし、これはもともと計画通り。
なぜなら、SR-404とSR-007Aは別のメーカーが造ったのかと思うくらい
その性質、性格がかなり違うからだ。


極端なたとえではあるが、
SR-007Aをedition9とすれば、SR-404はATH-W5000だと思う。
すくなくとも、私の使い分けはほぼそれに違いはない。
SR-007Aは、確かにダイナミック型並の低音と
静電型らしい繊細で生々しい弦楽器系の再現力を持っている。
「何でも鳴らせるスーパーヘッドホン」なのだが
それでも打ち込み系の迫力はedition9には届かないし、
鳴る音の自然さ、とりわけオーケストラの繊細な響きは
SR-404のほうが勝っているように思う。

SR-404は、GS1000にも負けないほど、
開放型の特質を生かした広大な音場が存在する。
その威力は、耳元に再生装置があることを忘れるほど。
音漏れが激しい分、音の響きが極めて自然なのだ。

SR-007Aが唯一無二のヘッドホンとして崇める人は多いだろう。
私も、SR-007Aの再現力や性能の高さには舌を巻くばかりだが
静電型らしさ、つまりダイナミック型にないもの、
独自性を追求すると、実はSR-404のほうがよっぽど「らしさ」を持っているのだ。
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