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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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[[ 頂点の音が、ここに。 ]]

SR-007Aを130時間ほど鳴らした。
もちろん、これはあくまで主観なので、聴こえ方は人それぞれだが、
劇的に変わったのは鳴らし始めから80時間ほどしたあと。
それまでは、以前の記事でも述べたように、
ATH-W1000に良く似た、繊細丁寧な音作りだったのだが、
徐々に低音がかなりしっかり鳴るようになってきた。


もともと、弦楽器などの繊細な音は圧倒的な表現力だったが
そこにダイナミック型にも劣らない低音のパワーが入って、
いよいよ「至高のヘッドホン」たる存在を露にした感がある。

ことSR-007Aを使っていて思うのは、
使えば使うほど、耳に馴染む不思議な装着感だろう。
天然素材だからだろうか、時間をかけて肌になじみ、
1時間もすれば外すことすら憚れるほどの心地よさ。
それでいて、音もあくまで純粋で素直な鳴り方。
一度聴き始めると、それこそ時間を忘れて音に溺れてしまう。

どの音楽を鳴らせても、最高級の音が鳴る。
STAXの傾向で言えば、クラシックは得意だけど打ち込みは聴けない、
また、高級機なら録音の悪い曲やmp3なんて聴いても面白くない、
そんな評判が普通だ。
しかし、SR-007A程になれば、録音の悪い曲もそこそこ聴ける音に鳴るし、
打ち込み系もダイナミック型の低音とは違った音で楽しめる。

音楽好きがさらに音楽にのめりこみ、
音楽に興味のない人さえ、音楽に魅力を感じざるを得ない。
これが、SR-007Aの最大の魅力であり、恐ろしさでもある。
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