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先月(17日ごろ?)に、突然発売されたヘッドホンカタログ誌
headphoe style(オークラ出版)。
発売からまだそれほど間も経っていないので
大型の書店ならばまだ普通に買えるかもしれない。
A4サイズで全145ページ。うち、カラーページは112ページ(約8割)。
価格は1500円。
パッと外見ではヘッドホンを取り扱った雑誌には見えないのだが、
意外とマニア向けのコアな記事も掲載されていて、
個人的には高評価したいところ。
以下、簡単な記事の紹介。
表紙から想像できるとおり、
記事の一部はヘッドホンを音響機材というより
ファッションとしてクローズアップされたものがある。
そのひとつに、タレントとヘッドホンのコラボレーション。
タレントでは石井めぐる、高橋愛梨、柚木まゆの3名。
この写真集で使われるヘッドホンが
渋いアンティーク系が多く、マニアには嬉しい。
ちなみに、画像のヘッドホンはpioneer SE-20A。
私が所持しているSE-205と同時期である1970年代の製品らしい。
その他、街角のヘッドホンユーザ88人分が収録されている。
こちらは現行市場で購入可能な機種がほとんどなので
外用に使うヘッドホンの良い参考になるのではないだろうか。
(街頭での使用機種・メーカーランキングも別記事で記載されている)。
ヘッドホンカタログのページ。
1ページに1~4機種が掲載されている。
内容は、ほとんどがメーカーの広告文からの抜粋に近く、
レビュー文書として期待するとがっかりする。
しかし、中途半端なレビューで一部のマニアを怒らせるよりはマシだろう。
メーカー公表のスペックはすべて記載されており、
カタログとしての機能なら十分果たしている。
カタログ内のヘッドホン全209機種はすべてフルカラー。
ちなみに、なぜか、Victorのヘッドホンが1つも掲載されていない。
また、日本を代表するヘッドホンといえばMDR-CD900ST(MDR-7506)だが、
これも掲載されていなかった。
マニアが熱くなる、アンティークヘッドホンの記事。
もともと、アンティーク家具を扱っている店の紹介で、
そこに置かれているヘッドホンを紹介している。
詳しくは、実際の本で確認してもらいたい。
画像は、音楽業界のプロでは常識の「8の字巻き」の方法について。
私もこれは実践していて、
あまり上手ではないが、こんな感じになる。
8の字巻きの原理は繭の糸の巻き方らしく、
絡まりを防ぎ、まとめた際のケーブルへの負担が少なくなる。
覚えておくと何かと便利。
以前、わかりやすい動画サイトもあったのだが、現在は見当たらない。
web上にある説明サイトよりもこの本の解説の方が
画像も多くわかりやすい。
(いつか、8の字巻きの記事を作成しようか…)
この雑誌の特筆したい点は、
ヘッドホンについての知識を詳しく、そして的確に記述しているところ。
ヘッドホンの選び方、エージングや専門用語など、
暗黙の知識として流通していた言葉が、
納得のいく表現で定義されている。この記事を書いてくれた方に感謝。
その他、ケーブルの改造やPayPalを使用した個人輸入の方法まで
マニアにも役立つ豆知識が掲載されている。
個人的には、この本から、かなり役立つ知識を提供してくれた。
プロのインタビューも、ヘッドホン寄りで語っているので
興味深い記事は多いだろう。
こういう本が発行されることを見ても、
ヘッドホンブームというのはだいぶ浸透してきているのだろうか…と
個人的には淡い期待を抱かずにはいられない。
表紙から想像できるとおり、
記事の一部はヘッドホンを音響機材というより
ファッションとしてクローズアップされたものがある。
そのひとつに、タレントとヘッドホンのコラボレーション。
タレントでは石井めぐる、高橋愛梨、柚木まゆの3名。
この写真集で使われるヘッドホンが
渋いアンティーク系が多く、マニアには嬉しい。
ちなみに、画像のヘッドホンはpioneer SE-20A。
私が所持しているSE-205と同時期である1970年代の製品らしい。
その他、街角のヘッドホンユーザ88人分が収録されている。
こちらは現行市場で購入可能な機種がほとんどなので
外用に使うヘッドホンの良い参考になるのではないだろうか。
(街頭での使用機種・メーカーランキングも別記事で記載されている)。
ヘッドホンカタログのページ。
1ページに1~4機種が掲載されている。
内容は、ほとんどがメーカーの広告文からの抜粋に近く、
レビュー文書として期待するとがっかりする。
しかし、中途半端なレビューで一部のマニアを怒らせるよりはマシだろう。
メーカー公表のスペックはすべて記載されており、
カタログとしての機能なら十分果たしている。
カタログ内のヘッドホン全209機種はすべてフルカラー。
ちなみに、なぜか、Victorのヘッドホンが1つも掲載されていない。
また、日本を代表するヘッドホンといえばMDR-CD900ST(MDR-7506)だが、
これも掲載されていなかった。
マニアが熱くなる、アンティークヘッドホンの記事。
もともと、アンティーク家具を扱っている店の紹介で、
そこに置かれているヘッドホンを紹介している。
詳しくは、実際の本で確認してもらいたい。
画像は、音楽業界のプロでは常識の「8の字巻き」の方法について。
私もこれは実践していて、
あまり上手ではないが、こんな感じになる。
8の字巻きの原理は繭の糸の巻き方らしく、
絡まりを防ぎ、まとめた際のケーブルへの負担が少なくなる。
覚えておくと何かと便利。
以前、わかりやすい動画サイトもあったのだが、現在は見当たらない。
web上にある説明サイトよりもこの本の解説の方が
画像も多くわかりやすい。
(いつか、8の字巻きの記事を作成しようか…)
この雑誌の特筆したい点は、
ヘッドホンについての知識を詳しく、そして的確に記述しているところ。
ヘッドホンの選び方、エージングや専門用語など、
暗黙の知識として流通していた言葉が、
納得のいく表現で定義されている。この記事を書いてくれた方に感謝。
その他、ケーブルの改造やPayPalを使用した個人輸入の方法まで
マニアにも役立つ豆知識が掲載されている。
個人的には、この本から、かなり役立つ知識を提供してくれた。
プロのインタビューも、ヘッドホン寄りで語っているので
興味深い記事は多いだろう。
こういう本が発行されることを見ても、
ヘッドホンブームというのはだいぶ浸透してきているのだろうか…と
個人的には淡い期待を抱かずにはいられない。
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2016/11/25 - あっという間に時が流れ、このblogも開設から10年目。2016年はその締めくくりをしたく思っています。2000年代後半にハイエンドの虜になった、一人のマニアの軌跡です。
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