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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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619e23ae.JPG

二兎を追って二兎を得て、気づけばもう一兎を得ていた。
もう得る兎は、さすがにない。

STAX唯一の密閉型イヤースピーカー、4070。
本来の用途は業務用モニター。
価格もさることながら、完全受注生産であること、
そして、500gにも迫る超重量のため
マニアのなかでも4070は微妙な立ち位置に思う。

そんな製品を、思い立って購入してしまったため、
購入レポート。


080806_1.jpg

外箱。
SR-404やSR-007Aと違い、質素な外観。
やはり本来の用途が業務用途だからだろうか。
製品写真があるだけ、CD900STよりはマシ。

080806_2.jpg

段ボールから開封すると、立派なハードケース。
さて、このハードケース、どこかで見覚えがある…。

080806_3.jpg

ご存知の方も多いだろう、右側はSR-007Aのハードケース。
デザインが全く同じだ。型番を記した中央のプレートのみ異なる。
なお、わかりにくいと思うが、007Aは銀、4070が金のプレートだ。

ちなみに…本体込みの重さは、4070は圧倒的。
ずっしりとしている。

080806_4.jpg

ふたを開けると、何だかわからないモノが見える。

080806_5.jpg

実体はこんな感じ。
グレーのエアパッキンは袋状になっており、
そのなかに4070本体が入れられ、グルグルと巻かれて
ケースの中に入っていた。
頑丈そうな外観とはいえ、ちょっとあまりにもそっけない入れ方だ…。

080806_6a.jpg

ハードケースの中は、型などなく、空っぽ。
イヤースピーカーを入れなければ、別の用途に使えそうだ。
天板裏側にウレタン質の緩衝材はあるが、
箱内部は堅い素材で衝撃はイヤースピーカーに直接伝わる。

080806_6.jpg

イヤースピーカーを収納した図。
一応、このような形で対角線上に収納すると
ちょうど収まる。保存程度ならいいが、
これをもって移動・運搬は傷つき覚悟で臨むべきか。
一応ハウジングは頑丈で傷つきにくいコーディングがされているらしいが。

080806_0.jpg

今年の4月に開かれた「春のヘッドホン祭り」では
STAXブースに展示されていた4070。
ベースがラムダ系製品なので、その開放感を削いでしまっては…
と、その当時は冷ややかな感じであまり印象もなかったのだが、
果たしてその真の実力は…。

まだ十分にならし切っていないと思われるので、
音のレビューは次回に。


ただ、現時点で言えることは、やっぱり、重い(480g)。
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迷機?
初書き込みになります、まみそです。

これはまた珍しいヘッドホンですね。
所有している人自体かなり少ないでしょう。
私はUSTを筆頭に、AKGのK1000やHD25-13やドイツ製HD25など珍しいヘッドホンに、インプレが無い、少ないからこそ幻想を擁き、そして惹かれる傾向があるようで、STAXであれば王道のΩⅡよりも迷機?のほうが気になってしまいます。
そんなわけで、レビューとても楽しみにしています。
しかし重いですねw
まみそ URL 2008/08/07(Thu)17:47:56 編集
Re:迷機?
まみそさん
以前メールではお伺いしましたが、
ここでははじめまして、ですね。

確かに、私もK1000やL3000、極限ならOrpheusといった機種は
噂が噂を呼ぶために、気になる存在ではあります。
4070も、そういった意味で魅力的ではありますね。
とにかく重いですが!

現状、もう少し鳴らし足りない気がします(私はエージング肯定派です)。
時間を見つけては、たくさんのジャンルを鳴らせているところです。
ちゃんと音が鳴ってから、いろいろ述べたいと思います。
【2008/08/07 21:55】
す、すごい…!
STAXの4070、ご購入おめでとうございます!
超高級ヘッドホン(イヤースピーカー)ですね…
私が保有したら、傷つけるのが怖くて、
とても使えないかもしれません(笑)
レビュー楽しみにしております!
レッツ URL 2008/08/07(Thu)00:31:35 編集
Re:す、すごい…!
レッツさん
コメント、ありがとうございます!

edition9やK701のような傷つきやすいモデルに比べれば、
4070のハウジングは亀の甲羅のように頑丈な様相です。
そもそも、苛烈な業務環境を想定した造りだそうなので、
他のSTAX製品に比べれば、多少乱暴に扱っても平気かも…?

レビューは、次回をお楽しみに。
【2008/08/07 21:59】
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