Headroom portable Amp 購入レポート

ボーナス月だったということと、
前回述べたとおり、HD60GD9ECに合うアンプは
headroomの、パワーで圧す力強い音ではないかという確信のもと、
半ば衝動買いに近い形で購入。購入レポートと、直後レビューを行う。

外箱。白いボール紙で、側面に商品情報のシールが付いている。
Headroomの小型アンプである
「Micro Amp」、「Ultra Micro Amp」そして「Portable Micro Amp」が
羅列され、対応する商品にチェックが付いている。

今回購入したのはDAC無しモデル。



内容物は、Portable Amp本体、電源コード（２ピン）、取扱説明書。
取扱説明書は、英語で書かれたマニュアルと、
概略を説明した日本語の文章２枚が同梱されている。
（PDF化されたマニュアルがheadroomのwebサイトで確認可能。）

なお、少々意外だが、ラインケーブルは付属しない。

取扱説明書によると、
１回の完全充電で15～20時間の駆動が可能。完全充電は２～３時間。
バッテリーのライフサイクルは300回とのこと。
バッテリー残量は確認することはできず、音も電力低下とともに悪くなるタイプのようで
取扱説明書でも「聴かないときは充電することをお勧め」している。


まだ音質をどうこう言えるほど使い込んでいないものの、
現状の音が使い込むことで大幅に変わることはない、と見込んで、レビューをする。

褒めるところは多々あるので、ひとまず気になったことだけ書いておくと、
明らかに高音域が抑え込まれている。
音楽を聴く以前、電源ボタンを入れた時のHD60GD9ECのビープ音を聞いた時に、
その時点ではっきりと高域が曇っていることがわかる。
せっかく高音域の美しさがウリのHD06GD9ECなだけに、これはきつい。

グラフィックイコライザで8kHz、14kHzを+2(+3db相当)することで、
まともな音バランスにすることができた。
音バランスは、現実離れしないようにSR-007Aの音と比較しながら行った。
ラインケーブルがボトルネックになっている可能性も否めないが…。

あと、クロスフィード機能が一応ついているものの、
少なくともESW9だと音が曇ってつぶれる。
繊細さがウリのHD60GD9ECにも良い効果は望めなさそうだ。

アンプを導入したことによる最大の利益は、
前回の記事でも書いたホワイトノイズが皆無になったこと。
ゲインをlowにすることでESW9では全く聞こえなくなる。
そこから鳴る音は、ある意味では想定通り。

語りたいことはまだたくさんあるのだが、今回はここまで。