忍者ブログ
ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

080627-0.jpg
注文を行ったのは、3月下旬。
本国生産で2~4週間、到着は1か月の予定だったのだが、
4月時点で納入が1か月遅れることが知らされ、
さらに5月はパネル生産ラインの障害のため
本国生産も4~8週間に延長というトラブルもあったが、
無事到着した、超大型のヘッドホンアンプ「Balanced Home Amp」。

おそらく、ヘッドホンアンプの購入はこれが最後になるであろう感慨を込めつつ、
購入レポートと初回試聴レビューを行う。


080627-1.jpg

外箱。非常に大きい。
船舶輸送だったのだろうか、ずいぶん箱は傷んでいる。
赤いマークが見えると思うが、これは日の丸。輸出先:日本を示しているのだろうか。

080627-2.jpg
とおもったら、箱の中から箱があらわれて外箱2。
こちらが実売されるための箱。外箱1がこれだけ傷むのを想定しての配慮だろうか。

080627-3.jpg

portable micro ampのときにもあった商品情報を示すシール。
Homeと呼ばれるアンプシリーズには、TRSフォン型のみのものもある。
今回はXLRとTRSフォン両方使えるBalanceタイプにMAX DAC搭載。

080627-4.jpg

開封直後。意外と質素だが、衝撃に強そうな感じだ。
梱包物はアンプ本体、説明書(英文)、日本語の添付文章、そして電源コード。
ラインケーブル等は一切付属していないので注意。
(まあ、こんなアンプを買う人でラインケーブル持っていない人なんていないだろう…)

080627-5.jpg

側面。上に乗っている小物は、先日購入したportable Amp。
奥行きは相当あり、大型のプリアンプ相当だろう。
基盤を見ると、奥行きは詰めれそうな気もしないでもないが…
まあ、考えあってのことなのだろう。

080627-6.jpg

背面。
簡単に書くと、左側からデジタルインプット系(optical / coaxial / USB)、
アンバランス(RCA)入力、バランス(XLR)入出力、アンバランス出力、電源。
電源はボリュームではなく、背面スイッチで操作する。

080627-7.jpg

まともなオーディオラックではないが、
セットアップ完了の図。左上はSRM-007tA。

なお、Balanced Home Ampのために購入した
Acoustic ReviveのDSIX-1.0PA  (2008/4/6の記事参照)も
約3か月の封印からようやく稼働を開始し、
より駆動力を増せるようにAETのSCR ACも購入した。
SCR ACについては、また別の機会に紹介したいと思う。


さて、音についてだが、これはまた別の機会…というより
時間と回数を分けていろいろと語っていきたいと思うが、
まずは簡単にポイントだけ。

[[ “暴れる”アンプ。 ]]
Balanced Home Ampを購入したのは、試聴した時のこの衝撃に尽きる。
とにかく、このアンプを一言で言うと「大暴れ」しているのだ。
有り余るパワーが、振動する空気が耳元で震えるのを感じる。

音の表現力、繊細さということでいえば、
イタリアはRudistorのRPX-100のほうが評判が高い。
あくまで忠実、無機質、透明なのが特徴だ。
Headroomは違う。たかがアンプにもかかわらず、
ヘッドホンの個性をある意味潰すほどの強力な力で鳴らす。
どのヘッドホンで聞いても「これがHeadRoomだ」と言わんばかりの
圧倒的な音の個性の持ち主だ。


[[ バランス対応だが、アンバランスも… ]]
edition9、K701、GS1000といったバランスヘッドホンはもちろん、
通常のフォーン型ヘッドホンも一通り聞いてみたのだが、
実はバランス型じゃないヘッドホンの方が、
音質向上の恩恵を受けたように感じる。
まだ稼働時間が少ないので、パワーをつかうXLRは
本格的に鳴るまで時間が必要かもしれない。

かつて、比較企画で低評価をしたW5000。
バランスアンプがきたら、いよいよ出番も厳しいか…と思っていた。
しかし、クロスフィードon +ブライトネスフィルター2を選ぶと、
W5000が恐ろしい化け方をした。
独断と偏見で言うと、バランスK701と同等か、それを超える音にすら感じる。
思わず声をあげてしまったくらい、衝撃的なパワーアップだった。
この感動は、後日じっくり語りたいと思う。


なにはともあれ世間の評判はいろいろあると思うが、
私自身にとって、欲しかった音はこのアンプが提供してくれる。
これからは、原点回帰、よりよいヘッドホン探しを続けていきたい所存だ。

…しばらくは金欠だが。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
ありがとうございました
ご回答ありがとうございます。
クロスフィード用の機能だったのですね。
それほどHeadRoomがクロスフィードを重視しているということなのでしょうか。
個人的にはクロスフィード自体にはさほど魅力を感じないので、ちょっと残念です。

HeadRoomの機種はなかなか魅力的なものが多いのですが、
国内では所持者が少なく、日本語で情報を得るのが難しいのがつらいところです。
だおさんのように積極的に海外製品をレビューを掲載していらっしゃると、
私のような購入検討者としては大変参考になり、非常にありがたいです。

これからも陰ながら応援させていただきます。
それでは失礼しました。
GEM 2009/10/04(Sun)20:46:41 編集
Re:ありがとうございました
GEMさん
コメント、ありがとうございます!

ヘッドホン特有の閉塞感を、アンプの力でなんとかして
いかにリアルに近い音、開放感と奥行きのある音にするかを
HeadRoomのクロスフィードは目指していると思いますが、
少なくとも日本人の耳にはあまり馴染まない感じがします(苦笑。

Ultra Desktopシリーズはネット界隈で個人輸入している人を
ちらほらみかけるので、出来は良いのかもしれませんね。
私はアンプ使い分けをしないタイプのユーザですが
(というより、Homeアンプの音が大好きなのでもう変える気が無いだけですが)
私の記事が何かの参考になっていただけたのなら、非常にうれしい限りです。

コメントは随時受付中なので、また何かあれば
たとえ記事とは直接関係なくても喜んで返信します(笑。
今後とも、よろしくお願いいたします。
【2009/10/14 23:13】
無題
はじめまして。
コメントは初めてですが、いつも参考にさせて頂いております。

最近HeadRoomのヘッドホンアンプの存在を知り、Ultra Desktop Amp(Balancedではないタイプ)に興味があるのですが、
こちらにはブライトネスフィルターが搭載されているとのことで、どのような機能なのかが気になっています。
だおさんがお使いになっているこちらのアンプにも同様の機能があるようで、よろしければこちらを使用することで
いかなる音質の変化があるのかを教えていただけますでしょうか?
GEM 2009/10/04(Sun)13:44:13 編集
Re:無題
GEMさん
コメント、ありがとうございます!
そしてはじめまして!

ブライトネスは、取扱説明書によると
クロスフィード機能を使う際の補助的なものになるようです。
クロスフィードを使うと、副作用として低音が膨張するので
高音域を増幅させて音のバランスを調整するものとなります。
Home Ampにはfilter1とfilter2がありますが、
filter1だと中低音域はそのままに、高音域を強調する感じに、
filter2だと中低音域を抑えてさらに高音域を強調する感じになります。

クロスフィードをoffにした状態でもブライトネスは使えますが、
大抵どのヘッドホンでも高音過剰で耳が痛くなる音になってしまいます。
低音が強く、高音が控えめなヘッドホンなら
もしかしたら効果があるかもしれませんが…。

ちなみにクロスフィード自体は、音の輪郭がぼやけてしまうので
解像度は悪くなる傾向にあり、私はあまり使っていません。
(Ultra Desktop Ampで改善されているかも??)
【2009/10/04 20:07】
ありがとうございました。
ありがとうございます。
これが正常という事で、残念という気持ちもありますが、ひとまず安心致しました。
いくつかバランスヘッドフォンアンプを所持しておりましたが、このようなヘッドフォンアンプは初めてです。それだけフルバランスでの音質にこだわったという事なのでしょうか。
RCA入力、シングルヘッドフォンとバランス入力、バランスヘッドフォンですと、かなりの差がある事は感じました。
DAC付きの方が、いろいろと使いやすそうですね。
皆さんが評価されるような、ハイスピードな音とはあまり思わなかったのですが、密度感と音質、迫力はかなりのもので、結構気に入っています。
DAC付きにアップグレードする事も視野に入れながら、いろいろと聴いて楽しみたいと思います。
調査していただき、ありがとうございました。

アンプ購入者 2009/07/09(Thu)17:30:34 編集
Re:ありがとうございました。
アンプ購入者さん
コメント、ありがとうございます!

確かMcAUDIのM-81バランスアンプは
アンバランス入力でのバランス出力は対応しないと明記してましたね。
正直使い勝手の面ではマイナスですが、
回路設計を重視したという点では前向きにとらえるべきでしょうか。

私の場合、このHeadroomのアンプを買った最大のポイントは
DAC付きで、しかもそのDACがやたら大暴れする(笑)点が大好きだったので
あまり後先考えず買った気がします。後悔はしていません。

私もゆくゆくはSACDプレイヤーを…などと考えていたので
RCA接続のものを買っていたら大変なことになってました(苦笑。
【2009/07/12 17:06】
お聞きしたい事があります。
初めまして、少々お聞きしたいのですが、こちらのアンプはCDプレイヤー等からアンバランス(RCA)入力したものを、バランスヘッドフォンで聴く事はできないのでしょうか。購入したのですが、RCA入力でバランスヘッドフォンを使用すると、ノイズやボリュームのガリが発生して聴く事が出来ずにいます。修理に出すべきなのか、これが正常なのか分からず迷っております。宜しくお願いします。
アンプ購入者 2009/07/08(Wed)16:56:17 編集
Re:お聞きしたい事があります。
アンプ購入者さん
コメント、ありがとうございます。

質問の件についてですが、
取扱説明書P9に、アンバランス入力では
バランスヘッドホンが使えないことが書かれています…。
(Using the Unbalanced Analog Inputs
When in unbalanced mode, balanced headphones will not operate.
Unbalanced Headphones must be used.…取扱説明書より)

私のほうでも試してみましたが、やはり正しく音は出ませんでした。
CDプレイヤー等はRCA接続がほとんどだと思うので、
ここは意外な盲点ですね…。私も知りませんでした。

参考になれば幸いです。
【2009/07/08 19:56】
無題
nice
やまだ 2009/02/27(Fri)00:29:10 編集
カレンダー
06 2017/07 08
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
簡易版機種別ショートカット
※各機種の関連記事にリンクします。
[STAX]
4070
[DENON]
AH-D7000(balanced)
[audio-technica]
ATH-W5000(balanced)
[audio-technica]
ATH-ESW10JPN
[ULTRASONE]
edition9(balanced)
[GRADO]
GS1000(balanced)
[GRADO]
PS1000(balanced)
[SENNHEISER]
HD800(balanced)
[Victor]
HP-DX1000
[AKG]
K701(balanced)
[SONY]
MDR-SA5000
[STAX]
SR-007A
 
[audio-technica]
ATH-ESW9
[STAX]
SR-001MK2
[SONY MUSIC]
MDR-CD900ST
[STAX]
SR-404
[PHILIPS]
SBC-HP1000
 
[HeadRoom]
Balanced Home Amp
[STAX]
SRM-007tA
[HeadRoom]
Portable Micro Amp
 
[Mark Of The Unicorn]
828mkII FireWire
[PS Audio]
Power Plant Premier
 
[岩井喬(書籍)]
新・萌えるヘッドホン読本(リンク集)
ブログ内検索
プロフィール
管理人:
誕生日(年齢):
1983/06/19(34歳)
近況メモ:
2016/11/25 - あっという間に時が流れ、このblogも開設から10年目。2016年はその締めくくりをしたく思っています。2000年代後半にハイエンドの虜になった、一人のマニアの軌跡です。

↓blog管理人直通メール↓
headphone.at.digi@gmail.com

※本blogはリンクフリーですが
 事後でも連絡があると嬉しいです。
 記事・画像の無断転用は遠慮下さい。
 意見質問等はコメントorメールを。

カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]