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[[ アップサンプリングの体感的な効果について ]]
前回のアップサンプリングについて振り返ってみる。
(下記は、主に828mkII + SR-007tA + SR-404を使用しての感想。)
①普通のCD
②CarryOnMusicによるアップサンプリング
③WaveUpConverterによるアップサンプリング
まず、①は②③に比べて雲泥の差であることだけは言っておこう。
これは“プラシーボ効果”などではなく、明らかに違う。
恐らくこの3ファイルをランダム再生したとしても
①だけは直ぐにわかるほどのレベル。
①の場合、②や③に比べて、奥行き感がない。
チェロやボーカルは②③に大差ないものの、
バイオリン等の高音域がベールに包まれたような音になる。
(私が、②の音に慣れているせいもあるが)
やはり②③は圧倒的に差がある。
どの音域でも楽器が生々しく、本物らしい音が鳴る。
②と③の差は、正直なところ、
音のよさというよりは音の好み、といったところだろう。
聴き比べをしてようやくわかる程度の差ではあるものの、
③は、特に空間表現がより生々しいといえる。
さらに砕いて言えば、残響音が②よりも明瞭…むしろ強調して聴こえる。
③の音源が、クラシックであった場合、
ホールでのライブ録音なのか、スタジオ録音なのかがはっきりと聞き分けられるレベル。
過剰に響くホールの録音(特に70年代くらいの古いクラシック音源は顕著)だと
“聴き心地”としては逆効果のようにも思う。
同じく、空間表現でいうところの、楽器の距離がわかるのも③の特徴。
特に、パーカッション系の音は圧倒的な表現力を備えている。
打ち込み系の音楽ならば、②と③で大きな差はないだろう。
ドラムだけでも本物を使っている音源なら、多少なり差がでる。
最後に、容量について補足するが、
WMA lossless(ver 9.2)形式で保存した場合、
①が約1MB/s、②が約1.5MB/s、③は約3MB/sとなる(mp3は、最高音質でも320KB/s)。
1曲5分とすると①:30MB、②:45MB、③:90MBである。
ましてや、③の方法だとアップサンプリング前後のWAVファイルが必要なため、
CD1枚分のファイル作成に数GB必要となる事を付け加えておく。
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