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[[ アップサンプリング実験 ]]
前回はアップサンプリングについての薀蓄だったが、
今回は、実際にアップサンプリングを行い、測定ソフトの結果から
視覚的に結果を確認していただこうと思う。
今回の測定に使用したのは以下のもの。
ソフトウェアに関しては、現在もインターネット上で入手可能だ(一部シェアウェア)。
【使用CD】Pure~AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS~(SACDハイブリッド版)
所謂、ゲーム音楽のアレンジCD。
このCD自体ハイブリッドSACD仕様で、録音もSACD前提の良録音である。
Tr9「キミガタメ」の、全合奏部分である2:00で調査。
【リッピング/アップサンプリングソフト】CarryOnMusic Ver4.00
長年使用している、録音用ソフト。WMA losslessが24bit/96kHzで録音できる。
また、多彩なオーディオ形式への相互変換が可能。
http://www.e-onkyo.com/goods/detail.asp?cgds_id=COM400&ictg_no=36
【アップサンプリングソフト】 WaveUpConverter 1.16
フリーソフトウェア。アップサンプリングソフトでは定評のある
「FUSE」をベースにした、操作性のよいソフトウェア。
http://oak.zero.ad.jp/~zab88225/escute/download/waveupconv/
【分析用ソフトウェア】Frieve Audio
フリーソフトウェアで、最も性能の高い音楽プレイヤー。
有り余るPCリソースをあるだけつぎ込んで音楽再生が可能な、
究極のソフトウェア。
http://www.frieve.com/frieveaudio/
①通常のCDの場合(16bit/48kHz)
通常のCDの音質。一応、諸事情により、
すでに②の方法で若干アップサンプリングがされている(44.1kHz→48kHz)。
グラフは、縦軸が音量、横軸が周波数(音域)を示している。
20kHzを境に急激に音量が落ち込み、21kHzまでには測定不能な値となった。
②CarryOnMusicを使用したアップサンプリング(24bit/96kHz)
私が通常使用しているのがこの手法の録音。
内部で関数計算はしていないので、アップサンプリングというよりは、
「誤差の少ない録音」といった感じなのかもしれない。
CDからの読み込みも1.5倍速程度と比較的短時間。
①と明らかに違うのが20kHz以降の音量。
微弱ながら、音が連続していることがわかる。
③WaveUpConverter 1.16を使用したアップサンプリング(24bit/96kHz)
こちらは非常に手間と時間がかかる。
再生用ファイルが完成するまでの工程がCD1枚あたり3時間ほど。
しかし、こちらが正統な「アップサンプリング」を施した結果となる。
②と大きな差はなく、20kHz以降の音量が20~30dBほど大きいぐらいか。
アップサンプリングの効果が、視覚的に見て理解いただけただろうか。
次回は、アップサンプリングの「体感的」な効果について語る。
ソフトウェアに関しては、現在もインターネット上で入手可能だ(一部シェアウェア)。
【使用CD】Pure~AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS~(SACDハイブリッド版)
所謂、ゲーム音楽のアレンジCD。
このCD自体ハイブリッドSACD仕様で、録音もSACD前提の良録音である。
Tr9「キミガタメ」の、全合奏部分である2:00で調査。
【リッピング/アップサンプリングソフト】CarryOnMusic Ver4.00
長年使用している、録音用ソフト。WMA losslessが24bit/96kHzで録音できる。
また、多彩なオーディオ形式への相互変換が可能。
http://www.e-onkyo.com/goods/detail.asp?cgds_id=COM400&ictg_no=36
【アップサンプリングソフト】 WaveUpConverter 1.16
フリーソフトウェア。アップサンプリングソフトでは定評のある
「FUSE」をベースにした、操作性のよいソフトウェア。
http://oak.zero.ad.jp/~zab88225/escute/download/waveupconv/
【分析用ソフトウェア】Frieve Audio
フリーソフトウェアで、最も性能の高い音楽プレイヤー。
有り余るPCリソースをあるだけつぎ込んで音楽再生が可能な、
究極のソフトウェア。
http://www.frieve.com/frieveaudio/
①通常のCDの場合(16bit/48kHz)
通常のCDの音質。一応、諸事情により、
すでに②の方法で若干アップサンプリングがされている(44.1kHz→48kHz)。
グラフは、縦軸が音量、横軸が周波数(音域)を示している。
20kHzを境に急激に音量が落ち込み、21kHzまでには測定不能な値となった。
②CarryOnMusicを使用したアップサンプリング(24bit/96kHz)
私が通常使用しているのがこの手法の録音。
内部で関数計算はしていないので、アップサンプリングというよりは、
「誤差の少ない録音」といった感じなのかもしれない。
CDからの読み込みも1.5倍速程度と比較的短時間。
①と明らかに違うのが20kHz以降の音量。
微弱ながら、音が連続していることがわかる。
③WaveUpConverter 1.16を使用したアップサンプリング(24bit/96kHz)
こちらは非常に手間と時間がかかる。
再生用ファイルが完成するまでの工程がCD1枚あたり3時間ほど。
しかし、こちらが正統な「アップサンプリング」を施した結果となる。
②と大きな差はなく、20kHz以降の音量が20~30dBほど大きいぐらいか。
アップサンプリングの効果が、視覚的に見て理解いただけただろうか。
次回は、アップサンプリングの「体感的」な効果について語る。
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