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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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14日に発売されたヘッドフォンブック 2011(音楽出版社)
皆様ご購入されたでしょうか?
ヘッドホン@デジタルでは、とりあえず来月くらいまで
ダラダラと本の宣伝がてら、記事を書きますので
是非ご購入のほど、よろしくお願いします…

例年のヘッドフォンブックだと、
巻末の「試聴後記」には
各ライターの試聴音源が出されていたのですが、
今年は廃止されてしまったんですよね。
試聴後記のなかで音源の話をされている方もいましたが、
私はここで、試聴に使った音源の一部を紹介します。

101219a.jpg
GUNSLINGER GIRL Image Album「Poca felicita」

101219b.jpg
チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」
(NHK交響楽団・アシュケナージ指揮、2006年演奏)

101219c.jpg
Oratorio The World God Only Knows~集積回路の夢旅人

なんかアニメっぽいのばっかりだな…
とか思われたかもしれませんが…(苦笑。

今回は時間との勝負だったので、
いろんな音を、満遍なく、かつ機器の性能を確認できるよう、
録音状態も良くて、いろんな音が出てくる音源を使ってます。
もちろん、これ以外にもこまごまと音源を切り替えて確認したりしてますが、
レビューに出てる機種については、
この3枚をメインのベンチマークとして使いました。

一応、説明(言い訳?)を…。

1枚目:
GUNSLINGER GIRL Image Album「Poca felicita」

典型的なキャラソンと呼ばれるやつです。
が、試聴に使ったのはキャラソンではなく、
イメージテーマとなっているトラック1、2、10、11を結合し、
私好みにリマスタリングし、その後192kHzアップサンプリング、24bit・WMA化した
世界に1つだけ(?)の音源を使用。
曲の長さは17分近くに、容量は330MBもあります…。

101219d.jpg

構成はロック&女性ボーカル→弦楽四重奏→ピアノ→バラード&女性ボーカル。
ボーカル部はイタリア語になっており、歌い手もネイティブのイタリア人。
(キャラソン部は、日本語で日本人の声優が歌ってます)
楽器は全て生録音で録音状態は良好。

特に弦楽四重奏とピアノの部分は繊細さ、原音の再生力といった
高度な再生能力を求められます。
スピード型なのか、大振り型なのか、モニター型なのか…
この曲を聴けば、だいたいそのヘッドホンの傾向がわかります。

作編曲を行ったRevoは、Sound Horizonという楽団を主宰している人。
つい先日、新作アルバム「Märchen」が発売されました。
フルオーケストラ+ロックバンド+合唱という
オーディオ性能が試される大編成サウンドが使われてるので
こちらも是非(音楽の趣向については、賛否がかなり分かれますが…)。


2枚目:
チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」

これは、このblogの比較レビューでも用いてる長年の愛用盤。
長年とは言っても、2006年録音で
クラシックにしては相当新しい盤ですが。
2006年とは私がヘッドホンについて本格的にのめり込み始めた年であり、
様々な再生環境を変遷してきて、変わらず聴き続けているCDです。
SACDハイブリッドで、SACDなら5.1chで聴くことも可能。
SACD前提なので録音状態も非常に良く、演奏も余計な解釈の無い正統派です。

レビューでいつも使うのは3、4楽章。
繊細なソロと全合奏の圧力ともに存在するので
クラシックの良いベンチマークとなります。
ただ、ヘッドホンでまともに再生できるのは
007A、HD800クラスですが…。


3枚目:
Oratorio The World God Only Knows~集積回路の夢旅人

こちらはアニソンというジャンル…に入るんでしょうか。
「神のみぞ知るセカイ」というアニメの主題歌です。
が、曲は6楽章構成+1曲がつながっており、
合わせてジャスト10分となっています。

各楽章はいずれも作曲者が違い、曲調も異なります。
曲名通り、オラトリオの形式をとりつつも、
途中でテクノポップ、ユーロビート、ロックなどが混じっており、
今風の曲で、かつ、色々なジャンルの音をまとめて聴けるという点で
試聴曲に採用してました。
ごった煮状態の曲の中、うまくバランス調整された良録音となってます。


他にも、機種によって様々な音源を使いました。
それ以外の音源については、blog開始して3年、
やっと今回、初めて使った
「CD」カテゴリで、また紹介してこうと思います。

ちなみに、試聴環境はいつも通りの環境、
どれもCDからwav形式でリッピング後、192kHzまでアップサンプリング、
最終的に24bit / 96kHzのWMA lossless形式に変換した音源を
再生ソフトFrieve AudioでASIO出力し
オーディオインターフェースMOTU 828mkIIにデジタル転送、
DAC及びアンプ部はheadroom balanced ampという仕組みです。

廉価帯機種はポータブル環境にしたほうがいいのかなとも思いましたが、
手加減無用(?)ということで、手に余る程強力なヘッドホンシステムで
どの機種も平等に試聴させてもらいました。
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試聴して…
物欲が消えるってのを初めて体験しました

製品が期待はずれなら別ですがその逆…

いつもなら物欲は手の届きそうな範囲内で盛り上がって…
お買い得価格で決断なんですが

STAXの005A…ある意味はるか上位機種より試聴の機会の無い機種

思ったより装着感悪くないな~など等しばらく試聴し価格もこれ逃したらSTAXはな価格…

で とりあえず飯食いながら考えようとHP-FX500付け歩きだし…

え?コレの音こんなに薄かったっけ?

STAXを聴くとダイナミック型には戻れないってのはこれなんでしょうか

今家にあるヘッドホンでも同じ現象が起こったらと思いかろうじて踏みとどまれましたがB&W P5への物欲まで薄くなりました…

edition10も試聴(鳴らされてたのはアニソン?)しましたが
別世界の音でも別世界の価格だと物欲にはつながらないようです

なんだか買わずしてヘッドホンスパイラルに終止符打たれたようなイブでした

木霊坊主 2010/12/25(Sat)13:12:25 編集
Re:試聴して…
木霊坊主さん
コメント、ありがとうございます!

その気持ち、わかります。
というか、私も昔、似たような経験をしました。

当時、東京出張中に、秋葉原のダイナミックオーディオで
クラシックを鳴らしてるΩ2があったんですが、
ちょっと聴いて、「これはヤバい!」と思ってすぐ外しました。
明らかにホールにいるかのような生々しい再生音、
当時わずか予算2万円でヘッドホンを探してた自分には
この音を知ってしまったら
明らかに不利になる要素だと思い、聴くのをやめました。
…結局、数年後に007Aは買ってしまいましたけど(苦笑。

理想の音があって、現状に不満を感じてしまったら
もうスパイラルの渦中と思われます。
その理想の音がどこにあるのか…
価格や性能、数値に惑わされてはダメです。
私のようなダメ人間になります(笑。

しかし、一度edition10は聴いてみたいですね。
すごい音なんだろうとは思いますが、
その中でも方向性は必ずあるはずです。
edition9はひたすら過激だったので、
正当に考えればPS1000のようなものが出来るのかなと想像してますが、
あの見た目からだと、クラシックとかジャズのような
高尚(?)な音楽を目指してそうですが…。

北海道に試聴機1台くらい上陸してくれないかなぁ(苦笑。
【2010/12/26 18:18】
音源
>巻末の「試聴後記」には
>各ライターの試聴音源が出されていたのですが、
>今年は廃止されてしまったんですよね。
どんな音源でレビューしたのか…という情報は何気に重要ですよね。
各人のシステムによって出る音は違うでしょうけど、
同じ音源を持っていれば、レビューがより分かりやすくなるでしょうし。

>なんかアニメっぽいのばっかりだな…
>とか思われたかもしれませんが…(苦笑。
ヘッドホンの音質が分かるなら、何でも良いんじゃないでしょうか。
私もヘッドホンの性質を知るのに、アニメのサントラやゲームミュージックなどをよく使っています。
(一応、優秀録音版とか、ピュアの方が使いそうな音源も聴きますけど)

>曲の長さは17分近くに、容量は330MBもあります…。
凄い。試聴のために、この長さを聴けるだおさんの忍耐力と記憶力がっ…。
私なんかヘッドホンの音質を分析するときには、曲の特徴的なところだけ
(中には、数秒だけとか)聴いている始末。

絶対評価できるほど、音の基準がシッカリしていないため、手持ちのヘッドホンとの聴き比べで
音質を探るわけですが…長さが数分とかになると、記憶が追いつかないんですよねー(とほほ)。
ヘッドホンを変えて聴いてると、アレ、さっきのヘッドホンではどんな風に聴こえたっけ?
と頭上に「?」マークが浮かんでしまう…。
plto 2010/12/23(Thu)13:21:26 編集
Re:音源
pltoさん
コメント、ありがとうございます!

複数人がレビューをすると、どうしても基準が乱れるので、
誰が、何を、どんな環境でという前提条件は
大事だったと思うんですよね…。
何を、どんな環境で、を説明するためにも、
プロフィールにこのblogのアドレスを載せてもらったんですが、
今のところ、ヘッドフォンブックを見てここに来た人は…
少ないかも(苦笑。

クラシックだと、1曲10分、交響曲1時間とかなので
長い曲には慣れっこです(笑。
クラシックなどの尺が長い音楽は、
ドラマや映画のように思ってもらえれば。
最初から最後まで説明するのは難しいけれども、
ここが見どころ、ここがクライマックス、というのは
何度か聴くことで、つかむことが出来ますよ。

本当はジャンルに応じて細かく聴き分けるべきなんですが、
いかんせん試聴にせいぜい確保できたのが1時間程度なので
音についての効率を重視した結果、
あのようなラインナップになりました。

3枚とも弦楽器、悲愴を除いてピアノが入ってます。
音響機器の性能を測るには、弦とピアノが手っ取り早いです。
私自身が、本物の音に聴き馴染んだ音ですからね。

曲が長くても短くても、
次にこんな音が出るはずだ(理想・基準)、
なるほど、そういう形にしたか(実際)のギャップを感じとれれば、
後は日本語で表現する能力です。
でも、そこが一番難しい…
そして日本語は同じ文言でも全く異なる受け取り方ができるので
なお難しいです。
【2010/12/26 18:04】
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