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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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まだまだ絶賛継続中
ヘッドフォンブック2011、売ってますよ!

とまあ、そろそろこのネタで引っ張るのも飽きてきたでしょうか…?
今回と、次週で、ヘッドフォンブック2011のネタは
いったんストップし、
ヘッダーの広告も1月いっぱいで撤去しようと思ってます。
が、私が書いた部分に関して何か一言あれば、
いつでもコメントください。待ってます!
(但し、買い物は自己責任で……)

さて、2回に分けてお話しするのは、
ヘッドフォンブックの肝となっている
新製品レビューについてです。

以前、ここだったか、それともアマゾンのレビューだったかで
「ヘッドフォンブックの紹介はメーカーの宣伝臭が少ない」みたいなことを
言っていたような気がします。

まずは、はっきりさせておきますが、
レビューについては、本当に自由に書かせてもらっています。
一応、「カタログ」的なものなので
長所を中心に、という説明は受けましたが、
価格なりのものは価格なりの評価で良い、と、
つまりは本当にフリーフォーマットでした。

ラディウスを過大評価していますが、
決してラディウスから何か賄賂的なものをもらったわけではありません。
ラディウスは完全に私の好みだったというだけで、
寧ろラディウスに不許可(?)で過大な宣伝をしています…。

例えば、以下のファイルは
実際に担当者の方にお送りした原稿(の一部)です。

ゼンハイザー HD202II

ヘッドフォンブック2011ではP14に掲載されています。
一部表現に修正が加わっているものの、
ほとんど提出した内容を尊重してくれています。

これは、書く側にとってはとてもうれしいのですが、
逆を言えば、6人のレビュアーそれぞれの主観が入り乱れるので
単純比較が出来ないという欠点もはらんでいます。

ここの常連の皆さんなら、
私が低音大好き低音マニア、質よりも量だぜ!ということを
ご存じと思うので、そういう評価になりがちですが、
他の方は必ずしもそうとは限りません。
というか、絶対に違うはずです。
もっと崇高な聴覚を持った方々です。(多分)

一番理想なのは、
1人で全機種のレビューをすることなんですけどね。
それを達成したのは、
あの「萌えるヘッドホン読本」だったわけですが。
その人観点での相対的なレビューとして成立するので
やっとその時点で、真っ当な比較が出来るわけです。
感性が合わなかったとしても、
「あの人にはこう聴こえている」がわかることが大事なんです。

…話が横道にそれてしまいました。
まあまあそれはともかく。

こういう市販の書籍は、かなり赤入れされて
時にはその意図さえも変えられてしまう、
なんていう噂を訊いてはいましたが、
しかし、全体の統一感を図る以上、それはやむなし、
ということを担当者の方に伝えてはいました。
(要は、改変されても怒らないよ、ということを)
実際は、むしろ随分気を使っていただいたようで、
私としては良い思い出にはなりました。
…読者として見た場合は、また別の見方もありますが(苦笑。


そんなこんなで、新製品レビューの話その1でした。
随分な長文でしたが、まだもう少し語りたいので、また次週……。
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無題
>これは、書く側にとってはとてもうれしいのですが、
>逆を言えば、6人のレビュアーそれぞれの主観が入り乱れるので
>単純比較が出来ないという欠点もはらんでいます。
6人全員が同一機種をレビューすると、また違ってきそうです。
ページ数と試聴機の兼ね合いで難易度高そうですが…。

>一番理想なのは、
>1人で全機種のレビューをすることなんですけどね。
>それを達成したのは、
>あの「萌えるヘッドホン読本」だったわけですが。
これに匹敵する、ヘッドホンレビュー本は未だにないのが残念。
まぁ、He&Biさん始め、ネットでの情報量は膨大。
これを商業誌に求めるのは、無理なんでしょうねぇ…。
He&Biさんのサイトとか、あれを書物にするとしたら何ページ必要なんだろう。
plto 2011/01/28(Fri)15:14:00 編集
Re:無題
pltoさん
コメント、ありがとうございます!

人の聴覚は十人十色、
仮に聴覚が同じだとしても表現方法が十人十色、
さらに読む人の受け取り方も十人十色なんですよね。
実体のない「音」という確かな存在を、
どう相手の求める情報に伝えるか…本当に難しいものです。

萌える~もそうですが、
やっぱりネット界隈ではHe&Biさんですよね。
あれだけ膨大な数のヘッドホンを、
軸がぶれず、わかりやすくレビューできるのは
ものすごい力の持ち主(表現力、財力、etc…)だと思います。

He&BiさんはK701やDX1000があまりお好みでないようなので
私とは向いている方向が違うみたいです…
個人的には、聴いてきた音楽とか経験した音の違いであって、
優劣ではないと思ってますが、
少なくとも音に対する表現力・文章力に関して言えば、
私の惨敗でしょうね(泣。
【2011/01/29 13:39】
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