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前回、前々回の記事で、Moon Audioへの発注、
つまり個人輸入を実践したわけだが、
インターネットの環境があれば、個人輸入や海外取引は
それほど難しいものではない。
まして、今は1ドル90円前半台というかつてない円高なので
海外製品を手に入れるのは非常に得な時期ともいえる。
海外通販のなかで、一番厄介なのは
お金にまつわること、つまり決済がらみだと思うが、
Moon Audioをはじめとする海外へ対応する通販では
PayPalを決済方法として用いているところがある。
PayPalの公式サイト自体は(精度は低いものの)
日本語に対応し、サポートセンターも日本語対応されているが
意外と情報が少ないと感じたのも事実だった。
というわけで、PayPalの基本的な作法から
ちょっと気になったエピソードなども踏まえて、
メモ書き程度に残しておこうと思う。
今後、海外通販を考えている人への参考になれば幸いだ。
・PayPalはじめの一歩
PayPalは、18歳未満の登録はできない。
…年齢認証があるわけではないのだが、
そもそも決済がクレジットカードになるので
VISA、Mastercard、American Express、JCBいずれかの
クレジットカードを所有していることが第一条件だ。
・新規登録時の注意
PayPalは日本語をサポートしているが、
初回登録時は
サイトの表示言語を“英語”に設定して、
氏名や住所も英語表記にすること。
原則として、海外やり取りになるため、
個人情報に全角文字を使用しないのは言うまでもないが、
新規登録時にサイトの表示言語を日本語にしていると、
国名と都道府県が全角文字になり(日本語表記できない相手には文字化けする)、
住所の表記が日本式になる。
英語の住所表記は
建物名・部屋番号-番地-市区町村-都道府県-郵便番号-国名
となるので、PayPalもそれに則って登録する。
住所は簡単に修正できるが、
名前はサポートセンターに申請しないと変更できなくなるので
十分注意する必要がある。
・クレジットカードの認証
新規登録も完了し、クレジットカード番号を登録すれば、
ひとまずはPayPal上でやり取りできるようになる。
ただし、クレジットカードの認証作業をするまでは
送金金額に上限が設定されてしまう。
かつてはかなり低い限度額だったのだが、
私が使用した時はかなり高い額(20万円程度)だったので、
もしかしたら無理して認証する必要もないのかもしれない。
クレジットカード認証を行うと、
次月クレジットカードの明細に200円が請求され、
明細に認証コードの4桁が表記されているので、
それをクレジットカード認証画面で入力する。
明細には、以下のように記載される。
『PP @????EXPUSE SAN JOSE』(????が認証コードになる)
web上でクレジットカードの明細が確認できるなら、
申請後3~4営業日ぐらいでサイトに反映される。
明細をカード会社の郵便物で確認している場合は、
次月の明細書が発行されるまで確認できない。
なお、認証にかかった200円は、
認証後、ボーナスとして返還され、
PayPal残金としてプールされる。
・謎の送金上限の存在について
上記認証を使っても、
登録から間もないユーザ、もしくは利用額が少ないユーザが
一定額を送金しようとすると
システムから送金制限をかけられる場合がある。
私の場合、799USDを上限に制限をかけられ、
以下のようなエラーメッセージが表示された。
【英語】
Sorry, your payment won't go through.
To make it work, you'll need to add money to your account and pay with your PayPal balance.
【日本語】
申し訳ありませんが、お客様のお支払いを処理することができません。
銀行口座に入金し、PayPal 残高でお支払いいただく必要があります。
このメッセージが出た場合、その金額で支払うことは不可能となる。
ただし、その上限を超えていなければ分割で支払うことが可能なので、
たとえば1000USDの請求を支払いたいなら、
500USDを2回送金するか、PayPal請求を2分割にすることで支払うことが可能だ。
その時は、状況についてその旨を相手に正しく伝えないと
トラブルの原因になる可能性があるので十分注意してほしい。
・フィッシングサイトに注意!
PayPalには、フィッシングサイトが非常に多くあるため、
取引相手から送付されたPayPal請求メール以外のPayPalを騙るメールには
十分注意しなければならない。
フィッシングサイトかどうかを見極める最も簡単な方法は
誤ったメールアドレスまたはパスワードでログインを試行すること。
誤ったIDでエラー画面が出れば問題ないが、画面が普通に遷移した場合は
フィッシングサイトの可能性が高いので、下手にいじらないこと。
・自己責任が基本原則。
なにはともあれ、PayPalを使ったやり取りは
あくまでも自己責任である。
係争には一応の窓口はあるものの、
日本国内のサポート万全な企業と違って
相手は海外、やりとりも英語ベースになるためリスクは正直言ってかなり高い。
それを承知の上で、よく考えたうえで取引を行ってほしい。
PayPalは、18歳未満の登録はできない。
…年齢認証があるわけではないのだが、
そもそも決済がクレジットカードになるので
VISA、Mastercard、American Express、JCBいずれかの
クレジットカードを所有していることが第一条件だ。
・新規登録時の注意
PayPalは日本語をサポートしているが、
初回登録時は
サイトの表示言語を“英語”に設定して、
氏名や住所も英語表記にすること。
原則として、海外やり取りになるため、
個人情報に全角文字を使用しないのは言うまでもないが、
新規登録時にサイトの表示言語を日本語にしていると、
国名と都道府県が全角文字になり(日本語表記できない相手には文字化けする)、
住所の表記が日本式になる。
英語の住所表記は
建物名・部屋番号-番地-市区町村-都道府県-郵便番号-国名
となるので、PayPalもそれに則って登録する。
住所は簡単に修正できるが、
名前はサポートセンターに申請しないと変更できなくなるので
十分注意する必要がある。
・クレジットカードの認証
新規登録も完了し、クレジットカード番号を登録すれば、
ひとまずはPayPal上でやり取りできるようになる。
ただし、クレジットカードの認証作業をするまでは
送金金額に上限が設定されてしまう。
かつてはかなり低い限度額だったのだが、
私が使用した時はかなり高い額(20万円程度)だったので、
もしかしたら無理して認証する必要もないのかもしれない。
クレジットカード認証を行うと、
次月クレジットカードの明細に200円が請求され、
明細に認証コードの4桁が表記されているので、
それをクレジットカード認証画面で入力する。
明細には、以下のように記載される。
『PP @????EXPUSE SAN JOSE』(????が認証コードになる)
web上でクレジットカードの明細が確認できるなら、
申請後3~4営業日ぐらいでサイトに反映される。
明細をカード会社の郵便物で確認している場合は、
次月の明細書が発行されるまで確認できない。
なお、認証にかかった200円は、
認証後、ボーナスとして返還され、
PayPal残金としてプールされる。
・謎の送金上限の存在について
上記認証を使っても、
登録から間もないユーザ、もしくは利用額が少ないユーザが
一定額を送金しようとすると
システムから送金制限をかけられる場合がある。
私の場合、799USDを上限に制限をかけられ、
以下のようなエラーメッセージが表示された。
【英語】
Sorry, your payment won't go through.
To make it work, you'll need to add money to your account and pay with your PayPal balance.
【日本語】
申し訳ありませんが、お客様のお支払いを処理することができません。
銀行口座に入金し、PayPal 残高でお支払いいただく必要があります。
このメッセージが出た場合、その金額で支払うことは不可能となる。
ただし、その上限を超えていなければ分割で支払うことが可能なので、
たとえば1000USDの請求を支払いたいなら、
500USDを2回送金するか、PayPal請求を2分割にすることで支払うことが可能だ。
その時は、状況についてその旨を相手に正しく伝えないと
トラブルの原因になる可能性があるので十分注意してほしい。
・フィッシングサイトに注意!
PayPalには、フィッシングサイトが非常に多くあるため、
取引相手から送付されたPayPal請求メール以外のPayPalを騙るメールには
十分注意しなければならない。
フィッシングサイトかどうかを見極める最も簡単な方法は
誤ったメールアドレスまたはパスワードでログインを試行すること。
誤ったIDでエラー画面が出れば問題ないが、画面が普通に遷移した場合は
フィッシングサイトの可能性が高いので、下手にいじらないこと。
・自己責任が基本原則。
なにはともあれ、PayPalを使ったやり取りは
あくまでも自己責任である。
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それを承知の上で、よく考えたうえで取引を行ってほしい。
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