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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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(左:GS1000 balance 右:PS1000 balance)

発売から随分と経ってしまったが、
PS1000も十分安定して鳴り始めたので
GRADOの前フラグシップであるGS1000と
現フラグシップであるPS1000とを比較したいと思う。

GS1000は、現行ではGS1000iというマイナーチェンジモデルがあるが、
今回の比較で使用したのはGS1000。
またどちらもバランスヘッドホンのため、
アンバランス(シングルエンド)と異なる場合があるため
そのあたりをご了承願いたい。
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先週購入レポートを紹介した、SENNHEISER HD800。
使用時間約50時間となったが、
やはり今のところエージング効果的な大きな音の変化は感じられない。
まだまだしっかりした(特に低音域の)音がなるには
時間がかかるのか、それとも現状が最大限の実力なのか…
もうしばらく使い込む必要がありそうだ。

とりあえず、今のHD800の音で恐縮だが、
私の所持している主要開放型ヘッドホンで簡単な聞き比べをしてみた。
各機種の聴き比べから見えてくるHD800の姿、もしくは
皆さんが所有しているヘッドホンとの対比ができれば幸いである。

該当機種はMDR-SA5000(SONY)、GS1000 balanced(GRADO)、
K701 Silver Dragon(AKG)、SR-007A(STAX)の4機種。
試聴にはNHK交響楽団のチャイコフスキー交響曲第6番を使用。

前々回の記事に引き続き、
これまで比較レビューを行った18機種について振り返る。

今回は、楽器特質と題した、ジャンル別の音の得手不得手について。
比較については、あくまでCD900STと比べて、という話だが、
もちろん感じ方は人それぞれで、異論も多いと思う。
私の場合は、特に管楽器・弦楽器やボーカルについては
どれだけより実際の音に近いか、を考慮している。

ヘッドホンに限らず、オーディオ機器は
「どれだけ本物の音に近付けるか」という楽しみ方と
「どれだけ自分好みの音を作り出すか」という楽しみ方、
2つが存在しうると思っている。
だから、単に「音がリアルだから」という理由だけで
万人が満足する音になるとは限らないのだ。
ことヘッドホンについては、自分自身の感性が共感した音ならば
他人がどう言おうと気にせず我が道をすすめばよいのである。

…そんな前置きをしつつ、振り返りをしたいと思う。

前回のHP-DX1000のレビューで、
私の所有しているすべてのヘッドホンをレビューした。
今後、新たなヘッドホンが増えることがあるとは思うが、
ここでいったん今所有しているヘッドホンの評価について振り返っていきたい。

比較レビューの凡例に従って、
今回は音質特性について振り返る。
音質特性のレビューでは
「高音」「中音」「低音」の各音域の音の良さと、
どれだけ音が緻密に再現できるかの「解像」、
音の立体感、空間の広さが再現できているかの「空間」の
全5項目を分析した。

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今回の比較レビューは、VictorのHP-DX1000。
CD900STとの比較は今回で19回目となるが、
これで私の手持ちヘッドホンはすべて比較レビューしたことになる。
次にCD900STとの比較レビューをする機会があれば、
みなさんご存じのあの機種やあの機種が手に入った後ということになるだろう。

DX1000については、長らく国産木製ヘッドホンの代表機種として君臨し続けたモデルだ。
今ではDENONのD5000、D7000をはじめ、
同じくVictorのHP-DX700という弟分が今年の2月に発売されており、
木製ヘッドホンにもある程度の選択肢が広がった。
しかし、DX1000の存在感は今なお強いものであることに変わりはない。

「いかにもヘッドホン」という風貌をしたDX1000だが、
その音は意外にも個性にあふれた異色モデルである。

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2016/11/25 - あっという間に時が流れ、このblogも開設から10年目。2016年はその締めくくりをしたく思っています。2000年代後半にハイエンドの虜になった、一人のマニアの軌跡です。

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