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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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かねてから情報のあったedition8(ULTRASONE)HD800(SENNHEISER)に続き、
開放型ヘッドホンでは高い評価を得ているGRADOからも新フラグシップである
PS1000が発表された。

これまで、現行ハイエンド機種として
SENNHEISERのHD650、GRADOのGS1000は
どちらも高品質モデルのベンチマークとして語られ
非常に優れた機種であることは広く知られている。

残念ながら日本での発売時期が判明しているのは
edition8のみではあるが、
この世界的な不況の中、2009年ヘッドホン界には
景気の良い話が続いているのが、ヘッドホンマニアにとっては
嬉しい限りである。

なかなか厳しい情勢とは思うが、
これに誘発されて国内ヘッドホンにも新しい情報が来ることを
願うばかりである。
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先日、CLK-5I(KENWOOD)を購入した。
といっても、これは実家据え置き用の機種で、選定したのは私だが
音楽鑑賞はヘッドホン+PCトランスポートの私はあまり使用しない予定。
購入は、近所の家電量販店で手に入れた。価格は3万円弱。

このシステム自体、奥行きが約10cmと非常にコンパクトで
その影響は良くも悪くも音質に特徴が出ている。
サブウーファーの後付けができる構成になっているが、
基本的な音は上品・繊細系。低音は苦手だ。
(この音づくりはKENWOOD系に良く見られるような気がするが…)

EX.BASSという、この手の機種にはよく見られる
低音を強調するイコライザ機能も付いているが、気持ち強くなるという程度。
低音と高音2種類6段階の簡易イコライザ機能があるので、
低音を強くしたいならそちらの設定でバランスを調整するのが良い。
(それでも、劇的に低音量が増えるわけではない)。

最終的に選んだのはこの機種だったが、
家電量販店にあるような、世間一般で「普通」なオーディオに久々に触れて
思うところが色々あったので、今日はヘッドホンから少々離れて
雑記として書き連ねたいと思う。
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ULTRASONEヘッドホンの販売に力を入れており、
数少ないedition9販売店であるFUJIYA AVICの記事によると
edition9がついに完売されたとのこと。
(参考記事:http://avic.livedoor.biz/archives/51162415.html

(※2/14 追記:
 数量限定で追加生産される模様。
 参考記事:http://avic.livedoor.biz/archives/51164046.html

世界限定1111台が、約2年半かけてすべてのオーナーの手に渡った。
この2年半という期間が、長いとみるか短いとみるか、人それぞれだろう。
edition9についての音や販売手法については賛否いろいろあるだろうが、
結果的に統括すれば、多くのヘッドホンユーザに関心を向かせ、
正規代理店保証付きのバランス改造など、話題の少ないヘッドホン界に
様々な刺激をもたらしてくれた。

プレミア感ではedition7に追いつくことはできないものの、
edition9もまたedition7と同じように一種のベンチマークとして
長く語り継がれるモデルであることに違いはないだろう。

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Headroom社のサイトによると、
Balanced Home AmpとBalanced MAX Ampが
ディスコン(生産中止)になっているそうだ。
バランス型ヘッドホンアンプの旗艦モデルの一つとして
存在感ある機種であっただけに、非常に残念である。

バランス型ヘッドホンアンプとしては、
現在開発中となっている国産メーカーC.E.CのHD53Nが期待されるところだが、
そもそも現在はバランス型ヘッドホンの入手すら困難である。
多くの期待を背負い、ヘッドホン界への新風を望まれたバランス型が
世間に広く認められるまでの道のりは、まだ非常に険しいといえる。

所有するヘッドホンは、基本的に偏りなく使いたいとは思っているが、
実際には、私自身の好みや音楽を聴ける時間が限られているという制約のもと、
どうしても良く使う機種、そうでない機種があらわれてしまう。

私の所有しているヘッドホンで、使用頻度の高いのは以下の機種。
K701 Silver Dragon(AKG/moon audio)
HP-DX1000(Victor)
4070(STAX)

単純に聴き心地が良い、自分の好みだから。と言いくるめてしまっては
あまり楽しくはないので、なぜ使用頻度が高くなるのか、分析してみたい。

 

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2016/11/25 - あっという間に時が流れ、このblogも開設から10年目。2016年はその締めくくりをしたく思っています。2000年代後半にハイエンドの虜になった、一人のマニアの軌跡です。

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