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ハイエンドヘッドホンと、デジタルオーディオの可能性を追求し続ける「だおさん」の紆余曲折blog。週1回(日曜日)or不定期更新。
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この本は6/20にpltoさんからのタレコミがあった書籍で、
首都圏では6/19に発売されたのだが、北海道では6/22に店頭に並んでいた。
情報をいただいたpltoさん、ありがとうございます。

書籍の題名通り、PC上で音楽を鳴らす
「PCオーディオ」についてまとめられている。
昨今のPC機器の性能向上とDAPをはじめとした周辺機器のお陰で
少なからずPCで音楽を聴くという人は増えつつあると思うが、
この書籍ではよりピュアなオーディオとしてみた
PCオーディオの世界を紹介している。

PCオーディオというと、どうしても安価で使い勝手の実に配慮した、
音質は二の次の機材という偏見が少なからずあるが、
この書籍を通して、PCオーディオが新たなオーディオの地位を
今まさに築きつつあることを感じ取ってもらえれば幸いである。

私もPCオーディオで音楽を聴いているので、
こういう書籍をもとに、もっとPCオーディオの世界が磨かれることを
大いに期待したいと思う。
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前々回の記事に引き続き、
これまで比較レビューを行った18機種について振り返る。

今回は、楽器特質と題した、ジャンル別の音の得手不得手について。
比較については、あくまでCD900STと比べて、という話だが、
もちろん感じ方は人それぞれで、異論も多いと思う。
私の場合は、特に管楽器・弦楽器やボーカルについては
どれだけより実際の音に近いか、を考慮している。

ヘッドホンに限らず、オーディオ機器は
「どれだけ本物の音に近付けるか」という楽しみ方と
「どれだけ自分好みの音を作り出すか」という楽しみ方、
2つが存在しうると思っている。
だから、単に「音がリアルだから」という理由だけで
万人が満足する音になるとは限らないのだ。
ことヘッドホンについては、自分自身の感性が共感した音ならば
他人がどう言おうと気にせず我が道をすすめばよいのである。

…そんな前置きをしつつ、振り返りをしたいと思う。

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6月5日に刊行された、
音のプロが選んだジャンル別厳選ヘッドホン」(世界文化社 刊行)。
最近増えてきたおなじみヘッドホンカタログ系統の本だ。

しかし、この本、なかなか読んでみると面白い。
最近の流行をしっかりとらえつつも、
ハイエンド機種やヘッドホン独自の特色を
媚びず素直な文体で語られているのが非常に好感的だった。

ヘッドホン初心者はもちろんだが、
意外にもヘッドホンマニアが興味を持てる記事がたくさんあるので
ヘッドホンの基礎知識や最新動向を知る上でも
興味のある方は是非書店で手にとって読んでもらいたいところだ。


前回のHP-DX1000のレビューで、
私の所有しているすべてのヘッドホンをレビューした。
今後、新たなヘッドホンが増えることがあるとは思うが、
ここでいったん今所有しているヘッドホンの評価について振り返っていきたい。

比較レビューの凡例に従って、
今回は音質特性について振り返る。
音質特性のレビューでは
「高音」「中音」「低音」の各音域の音の良さと、
どれだけ音が緻密に再現できるかの「解像」、
音の立体感、空間の広さが再現できているかの「空間」の
全5項目を分析した。

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今回の比較レビューは、VictorのHP-DX1000。
CD900STとの比較は今回で19回目となるが、
これで私の手持ちヘッドホンはすべて比較レビューしたことになる。
次にCD900STとの比較レビューをする機会があれば、
みなさんご存じのあの機種やあの機種が手に入った後ということになるだろう。

DX1000については、長らく国産木製ヘッドホンの代表機種として君臨し続けたモデルだ。
今ではDENONのD5000、D7000をはじめ、
同じくVictorのHP-DX700という弟分が今年の2月に発売されており、
木製ヘッドホンにもある程度の選択肢が広がった。
しかし、DX1000の存在感は今なお強いものであることに変わりはない。

「いかにもヘッドホン」という風貌をしたDX1000だが、
その音は意外にも個性にあふれた異色モデルである。

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2016/11/25 - あっという間に時が流れ、このblogも開設から10年目。2016年はその締めくくりをしたく思っています。2000年代後半にハイエンドの虜になった、一人のマニアの軌跡です。

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